この番組ってけっこう好まない人いますよね。
かくいうわたしも去年まではその1人。

「泣かせ技」の連発?みたいな。
そんな苦しい思いしてどうするの?っていうか、うん。泣かせようとしてるのが見え見えで。

きのうの日付の日記と、数日前の日記に書きましたけど、今年は知り合いが出ています。
ハンディキャップを持った人です。

7.5キロの遠泳やキリマンジャロを登るなんて、普通の人にだってキツイです。普通の人がやってもきっと感動できるでしょう。

あきらめることって簡単なんですよね。

「イヤ」
「やりたくない」
「もうできないの」

そう言ってしまえば誰も強制はできませんもの。
だけどそれを超えたあとって、きっとなにかが見えるんじゃないかなぁ?
 
 
たしかに、日テレの24時間TVはハンデをもつ人のチャレンジが中心です。
それに対してすごく「泣かせ技使ってる」って思ってました。

本当に、挑戦の内容は普通の人がやってもきっと感動できるないようです。でもね、ハンデを持っている人っていうのは、普通の人よりも多くの努力をしているんです。
泣いてどうにかなるんなら、きっと泣いて、泣いて、もう目なんか溶けちゃうくらい泣いてると思います。でも、泣いたって失われた視力は戻ってこないし、足も戻らないんです。

あの番組で挑戦している人たちは、とっても前向きな人たちなんです。
自分から外に出ようとがんばっている人たちなんだと思います。

本人も辛くて大変だろうけど、家族もいろいろな思いをしていると思う。
だけど、本人が前向きでがんばっているときに、こっちは泣き言なんていってられないでしょう?
わたしもがんばらなきゃって思うでしょう?

「がんばる」っていう行為は、みんな同じなんじゃないですか?
がんばる量はそれぞれ違うだろうけど。

がんばっている人を見て、感動して、勇気をありがとうって、感動をありがとうって。
そう思うのって、すごくいいことなんじゃないかなって。
それを観て、自分もがんばってみようって思えるのはもっといいことなんじゃないかなって。

そう思える自分って、すごくいいと思う。
テレビ局に踊らされたっていいって思える。

そのくらい感動できたもの。
そのくらい前向きな気持ちをもてたもの。

そういう考え方ができるようになった自分って、捨てたもんじゃないと思った。 
 
 

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